教師はきっと、なかなかやめられないだろうな

2023年05月04日 こころ院長ブログ

新学期の家庭教師をし始めて1か月ちょっと。

なかなか、結果が出ずに、苦しい時間。

まぁ、そんなもんだ。

スポーツだって、ゲームだって、筋トレだって、最初のうちは、

なんの為にやっているのか?本当に効果があるのか?よくわからないままの

練習、鍛錬、レベル上げ、などが必要だ。

最初はみんな、雑魚。

それでも、何度かタイミングがあるが、あれ?なんかレベル上がってる?

強くなってる?できるようになってる?と感じる瞬間がある。

いまそれがようやく、1度目のWAVEが来た。

なんだか、レベルが上がった気がする。

できるようになってきている気がする。できないところの説明をしたときに、

あ、そうかと、すんなり理解できるようになっている?

そんな瞬間が来た。

これだ。

これが、教える側の快感。これを一度味わうと、そう簡単には、教師は

辞められないんじゃないかな。

これって、医療で言えば、けがや病気が、処置をしたり、薬を使ったり

した後で、数日位した時にあれ?良くなってきている?と感じた時の快感と

似ている。

ここまでくれば、今までの教育、治療は間違っていない。と考えられる。

後は、同じようなことを、試行錯誤しながら続けていけば、どんどんレベルが

あがる、治療が進む。

ここまで来るまでは、教えられる側も、教える側も、我慢我慢。

今のやり方で本当にいいのか?それを自問自答しながら、時に、調整をしながら、

軌道修正をしながら、すすめていくしかない。

そこで、途中で心が折れて諦めたら、そこで終了。

ただ、これを乗り越えて、あれ、レベルが上がったかも?という感覚を子供たちに

伝えることは、とっても大事。

努力をした際に、結果として何か達成されるのか、成長することがあるのか?ということを

身をもって実感できることは、貴重な体験。

全ての努力が報われるわけではないが、報われることがあるという事実を実感することが

すごく大事だなと思う。

教える努力に、必死で答えようと努力してくれる姿勢と信頼があれば、それは教師冥利に尽きるね。