女性議員や首長が少ないことを問題視する人がいますが・・・・

2023年04月28日 こころ院長ブログ

女性の首長がまたしても少ない、議員が少ない、とメディアは、問題視します。

SDGsの兼ね合いで、女性の議員や首長が少ないことをあげてくるのでしょう。

そんなん、欧米に合わせる必要なんてない。

欧米人の考えと、日本人の考えが違うのだから。

言いたい人には言わせておけばいい。

人数がいる、ということが大事なのではない。人数ばかり集めて、形だけのSDGs

できてます、なんてのが、達成したい目標なの?

そうではないでしょ。

人種、性別、年齢に関係なく、みんなが幸せに暮らせるようにする。それが、

目標でしょ。

その中で男女同数近い首長や議員が生まれたなら、結果としてはよし。

そのバランスが違くても、目標が達せられているなら、良し。

男女比が同じでも、結局、世の中が上手くいっていないなら、そんなのSDGsでもなんでも

ない。

あれは、例えば、の話。だと思う。

例えば、を真に受けて問題視して、体裁を整えようとするのがいつもの政治家のやり方。

これで文句ないだろと。

そうではない。

実際、女性の首長や議員の立候補者がいなかったわけではないし、全員が通ったわけでもない。

女性が落選したから、男性優位、女性蔑視社会なの?

そういう事ではないでしょう。

当選するに値する女性がいなかった。という事でしょう。

選挙とはそういうものだから。

そんなことより問題なのは、首長や政治家という職業に魅力が足りない事。

若い人、男性、女性、それぞれが、我も我もと立候補するような、魅力的な職業と

認識されていない事。場所によっては、そもそも選挙しなくても当選してしまうところだって。

それだもの、うまくいくはずがない。

一つの席に、3人も4人も立候補するから、その中に男性も女性も、老いも若きもいるから、

バランスの良い人間構成の組織になるんじゃないの?

ベテランと呼ばれる人ばかり立候補して、新しく私がやります、という若者や女性が少ないから、

結局、何も変わっていかないんじゃないの?

だから、女性の首長や議員の割合を増やすためにはどうするか、同数採用するとか、そういう制度上で

形を整えようとすると、劣化した議員ばかり増えちゃうから、そうではなく、有能な女性が、

我も我もと立候補してくれるような、なりたい、なってみたい首長や議員の像を

今一度構築しなおす政策を考えて実行すべきなんじゃないの?

今いる政治家が、自分たりがやりやすいように、めんどくさくないように、儲かるように、

責任を取らされないように、身を切らないように。。。。と、安牌な、事なかれな、足引っ張り合いな、

責任擦り付け合いのような、野次ばかりで具体的な解決策をあげないような、ことばかりをしていないで、

本当に大変だけどもやりがいのある素晴らしい職に変えていくように、子供たちが、あああいう大人になりたいな、

と思えるような首長や議員の姿を作るべきなんじゃないのかな?

そうすれば、必然的に、若者の比率も、女性の比率も上がるだろう。そして、競争がはげしくなるので、

議員の質も上がるだろう。

興味があるから、投票率も上がるだろう。