2023年03月06日 こころ院長ブログ
放射性物質の海洋放出、みんなの同意を得るのは、無理だね。
地元の方々にしてみれば、どんなに基準値より、40分の1に薄めたって、
気持ちが悪い。
そもそも、安全神話が崩れた後で、信用をしていない人達、組織たちの
大丈夫だから、という言動が信じられない。
そして、今までの対応で、信じさせてもらえていない、のではないかと思う。
ネット社会で、いいことであって必ず、天邪鬼に批判してくる、炎上させようとする
輩が大勢いる。
電力会社に、政府に、日本に原子力発電に、好意を持っていない人たちは、今後、
何があっても、海洋放出を叩くだろう。
足を引っ張ろうとする、それに対して、全てに万点以上の回答を持ち合わせているだろうか?
これだけ苦労しているのに、考えなしに?かどうかは知らないけど、原子力発電の
再稼働をなんとか進めようとする集団。
電気代が高くなってしまっているのは困るけど、未来に再び遺恨を残すのは、
もっと嫌だ。
20年後、廃炉にちゃんとできるの?ゴミを処理できるの?そこが担保できずに
再稼働して大丈夫なの?維持するだけで法外な金額がかかる原子力発電、
そんなものにお金をかけまくらないで、再生可能エネルギーの方にもっとかけていれば、
今頃は、電気代の高騰や景気の落ち込みが軽減していたのでは?
今もなお、原子力に固執しているように見え、ここ10年以上も再生エネルギーの開発に
それほど積極的にも見えず、ただただ、原子力→火力に映していただけのように見える。
そこからのウクライナ戦争での石炭、石油の高騰。
化石燃料が高騰する日が来るのは、いつかくるのはわかっていたはず。
それを読めずにまんまと燃料費高騰の煽りを受けた電力会社の指導者の罪は重い。
それを丸々、国民に負担させようという考えも、いただけないなと思う。
そうやって逃げられるから、経営方針が甘くなっていたんじゃないのかな?
とも思います。
バイオガスなんかの研究が、早く日の目を見るといいなとも思います。が、
太陽光のビジネスライクな自然環境破壊に逆につながるような設置にも、
憤りを感じます。再生可能エネルギーの意味を履き違えている。
血然と共存できるように、地球を保全できるように、エネルギーをいただくための
再生可能エネルギーで、動植物の生活圏を脅かしては意味がない。
どうして、目先の利益やコストにだけ、囚われてしまう会社が多く存在するのだろう。
資本主義だからか。
そういうところが、嫌い。
そういうところは、見習わなくでも良いところなのに。