2023年01月12日 こころ院長ブログ
チビ社長に社会を教えていて、大気中のCO2の増加については、
CO2の産生というよりは、森林などに蓄えられているCO2が大気中に
放出されることで起こっているらしいということを聞いた。
すべてが、という事ではないのだろうけど、大気には存在しなかったCO2が、
樹木や化石燃料などに存在していたものが、燃やしたり消失したりすることで、
大気中に放出される。
しかも、その割合は、酸素や窒素に比して、本当にごく微量。
だとしたら、もちろん、化石燃料の使用を減らして、放出を減量するのは、大事だが、
今出てしまっているCO2を減らすことも大事。
なら、世界で協力して、砂漠化の進んだ場所を森林にする、森林伐採をしている国での
計画的な伐採と再生を補助するなどの、地球上の森林、樹木の存在割合を増やしてあげれば、
樹木・森林の中に蓄えられるCO2の割合が増えるので、大気中のCO2を削減できるのでは?
実現がなかなか難しく、進みが遅い化石燃料使用の削減を待つよりも、積極的にCO2の存在を
減らす、森林拡大の方が、ずーーと、見通しがいいのでは?
今こそ、日本は、その技術力と知識、経験をもとに、世界をリードして、森林再生や
CO2減少に取り組んでいったらいいのに。