2022年12月21日 こころ院長ブログ
医師は、医療的な知識と経験、スキルが豊富である。
患者さんに対しては最善を尽くす。。。はずである。
だが、医師にも隙があることが多い。
それは、よく言われるのは、外科医は、家族を手術しない方がいいという事。
家族、思い入れのある人の手術の際は、潜在的にでもどうしても判断がにぶることがある。
それが、大きなミスに、判断ミスにつながらないとも限らない。
できる限り、直接的な血縁などの関係が無い人が、行う方が良いとされる。
もう一つは。
医師自身の病状についてである。
自分自身について、客観的にみられるだろうか?
患者さんの病気を数多く見ている医師が、自分自身も患者として、客観的に評価できるだろうか。
自分自身について、最悪のケースを想定して、診断できるだろうか?
どうしても自分は大丈夫、自分だけは病気になるはずがない、忙しいから検査も受けられない、
そうやって、医師が手遅れになってしまうケースもあるのではないか?
病気は早期で見つけるためには、過剰なくらいの疑いの目が必要である。