2022年10月17日 こころ院長ブログ
子供たちのやわらかい頭の自由な発想にびっくりします。
今朝、チビ社長に数学の指導をしていた時。
回転図形をはじめてみる場合、イメージが難しい。
どうやって説明したらわかるだろうか?
中心点を中心に、図形が周りを回転し、その後の角度や線分などの関係を考える問題。
図形を苦手とする学生は比較的多い。
塾の先生や学校の先生なら、定規やコンパスを利用したりして説明するだろう。
とりあえず、そんな説明と、実際に中心点を消しゴムとして、図形をノートで表し、実際に移動してみて説明してみる。
これでわかるかな?
感想を聞いてみると、チビ社長が一言、
” わかるよ。だってこれ、星座と一緒でしょ? ” と。
” !! ”
はっ、としましたね。
そうの通りです。
中心点=北極星、図形=星座。
そのものですね。
分かり易い。
自分が数学をやっているときにその発想はなかった。
理科で星座を習う小学生の発想はまさに、これが一番分かり易い。
北極星からの位置、各星座の星の距離、角度がかわらないイメージがつきやすい。
年を取ると、やわらかい発想が頭から出ずらいのかなぁ。
子供の自由な発想を、大人が自分の考えを押し付けて、つぶさないように気を付けないとなぁ、と思った日でした。