過去の施策を振り返り、評価し、変更することができるか

2022年10月06日 こころ院長ブログ

クリニックだけではないが、経営するうえで大事なことは、以前にこれがいいと決めて行った施策について、その後の結果や状況を評価して、良きものは継続し、イマイチ・悪しきものについては、改善する、もしくはいっそのこと中止にして、別の方法・施策を取る、という決断ができるかどうか。

これは大事。

とかく、自分で提案して行っているプランについて、なかなか悪い評価をつけにくい。

悪いな、と気が付いても、悪いと認めたくない。

それにより、だらだらと悪い状態が続いたり、悪い流れに対して、適切な対処が取れないまま、ごまかすような中途半端な追加策を取ってしまう事で、状態の悪い期間が長くなり、悪い結果がより悪い方向に向かってしまう。

そんなことは常日頃起こっている。

その場その場での状況などで、良き策は、変わってい行く。

策は常に鮮度が大事。旬がある。

良き策も、古くなれば、悪しき策となる。

決断は迅速なれ。

良き策を思いついたときは、速やかに実行しないと、鮮度が落ちていく。

決断が遅ければ、攻め落とせる城も落とせなくなるどころか、逆に、自軍の危機を招きかねない。

当クリニックでも、4年の間に次々と繰り出してきた施策を、今一度見直す時期に来ているなぁと感じたこの頃でした。