人材はなるべく自前を用意する

2022年08月28日 こころ院長ブログ

クリニック経営において、人材をどう集めるかは、今後のとれる施策に大きくかかわる。

手っ取り早いのは、外注すること。

外注する事にはいっぱいある。そのうちどれを外注して、どれを自社で賄うか。

外注すると、責任が無い、何かあれば責任を追及できる、補償をしてもらえるかも、お金さえ払えばやってもらえる、依頼すればあとは結果待ちでよい、マンパワーは勝手の補充してくれる、物品の管理がいらない、気に入らなければ、他社に切り替えることもできる、などなど、メリットがたくさんのように思える。

だったら、YOU、全部外注にしちゃえばいいじゃない。となるが、もちろんデメリットもある。

コストが高い。売り上げにならない。基本的に、自社でやればそれは自社の実績になり、物によっては売り上げになる。サービスによっては、そこからさらに次のサービスにつなげられることもある。

また、痛くした業務については、外注先の社風や方針などがあり、かゆいところに手が届かないことが良くある。また、業務時間や曜日などが他社規定なので、やりたいときにやりたいことができない。

コロナのような不測の事態で急にサービスが停止になることもある。また、色々な素性の人が出入りすることで感染症の蔓延のリスクは高まる。

多くの素性の人が出入りすることで、治安は悪くなる。知らない人がかわるがわる来ることに、緊張感や不安を感じることもある。人によっては、業務が雑なこともある。

サービスの質が安定しないことがある。思っていたようなサービスじゃないこともある。

一定の業務以外は、頼めない。ちょっとしたことでもやってもらえない、追加料金がかかるなどもある。

他社の都合で、これ以上のサービスはできない、追加できない、撤退するなどもありうる。

じゃぁ、自社でやることのメリット、デメリットは?というと

コストが安い。かかるコストは、自社の仲間の人件費なので、払うことに抵抗が無い。

自社スタッフが増えるので、仲間が増える。

仲間がやっていることなので、信用できる、時についでの作業や別作業、追加作業などもやってもらえる。追加料金はない。仲間同士、休みなどの時に代行も依頼しやすい。

仲間同士なので治安は維持される。

サービスの質は安定。

信用できる仲間を雇い入れられるかどうか。

そのコストをどの部門でサインさんを取っていくか。

必要物品や車両、その他の在庫や経費が掛かる。

本当の専門業務は、専門家に依頼する必要がある。

そのため、当社では、診療、リハビリ、看護、ケアマネージメント、社会福祉士、事務、秘書、清掃に至るまで、自社のスタッフを抱えています。すべての業務を自社でやるのではなく、できることは自社で、他社に依頼できるところは依頼して、のバランスをとりながら、心地よい労働環境の構築と経営を目指しています。