2022年07月08日 こころ院長ブログ
よく言う、組織のトップは孤独である・・・という、言い古された言葉。
確かのその面は一理ある。
トップの人にしかわからない重責や悩みなどはいっぱいある。
でも、本当にそれだけで孤独なんだろうか??
社員、スタッフ、仲間、部下・・・、組織にはいろいろな人員がいるが、その人たちとの交流、つながり、関係性などが良好に構築できれば、疑似家族のような関係性にもなってくる。
そうなると、孤独というよりは、家族が増えて賑やか、ともとれる。
トップは孤独である、という言い古されたフレーズに、トップとは理解されないものだ、孤独なものだ、部下やスタッフと距離を保つものだ、一線を画していなければいけない、と思い込んでいないだろうか。
親しくしつつ、厳しくしつつ、理性的で効率的に会社や組織を指揮、運営しつつ、家族のようなアットホームな組織づくりを目指したっていい。
トップの苦しみ、悩みを理解しようとする、理解するスタッフが、寄り添い、支えてくれる、そんな組織が作れたら、最高なんじゃないだろうか。
トップがふんぞり返っていても、そのような組織は生まれない、支えてあげたい、支えさせてほしい、重荷をせをうのを手伝わせてほしい、少し休んでほしい、そうやってスタッフや部下たちから、敬愛されるトップであることを目指す必要があるし、目指していきたい。
そういう組織であれば、必然的に活動性も活発で自主的であり、効率的になることが推測される。
細かい組織運営、施策も大事だが、そういった人としての在り方、を一度考え直して、正してみることも、大事なトップの、リーダーの仕事なのかもしれない。
何とか助けてやりたい、力になってあげたい、盛り上げていきたいと思わせる人徳が、劉邦・劉備玄徳・飛信隊 信などにあり、物語として、人をひきつけ人気を博しているのかもしれない。