訪問看護ステーションからのお知らせ

2022年05月12日 こころ院長ブログ

令和4年5月現在、出産・仮契約後の退職・その他の理由もあり、2名の看護師が、休職・退職されました。つきましては、現在のメインの訪問看護稼働看護師数が4人となってしまいました。

当ステーションでは、病院でも在宅でも同じようなクォリティの医療看護が受けられるように、在宅でのより安楽な生活が送れるように介護看護などを、理想的な地域医療を目指して、提供しております。そのため、一人一人の患者さんにより多くのエネルギーと労力をかけております。そのため、スタッフ数の減少は、現在のままでは、理想とする質の高い看護が十分に提供できないと考えられますため、一部の利用者さんにお願いさせていただき、他の事業所さん、ステーションさんからの訪問看護に切り替えさせていただきたいお願いをさせていただくことになるかと存じます。本来であれば、最期まで、寄り添って看護していきたいところですが、不十分な体制でのサービス提供可能人数以上のサービス介入は、利用syさんの不利益とリスクにつながる可能性がありますため、苦渋の選択をさせていただくことになりました。

引き続き、スタッフの増員は、募集を継続して行いますため、スタッフ数が充実しましたら、再び、サービス提供の門戸を拡大させていただきたく存じます。ステーションの都合でご迷惑をおかけしますが、何卒、ご理解いただけましたら幸いです。

断らない、何でも受ける、何でも診る看るということは、理想的であり、どこの病院や事業所でもそういったフレーズを会社の目標などに掲げます。実際それを感z年に実行できているところはほんの一握り。

できないものはできない。満床でどうしようもない、その瞬間どうしても人手が足りない、自分たちではスキルが足りない、などいろいろな条件がある。

当クリニックも、地域の為に、地域医療を担うために、極力、なんでも相談に乗り、自分たちで診られないものは、連携病院や専門病院に紹介させていただいたりで対応してきておりますが、今回の訪問看護ステーションに関しては、スタッフの約1/3が、不運にもそれぞれ別の理由での離職・休職となり、急にマンパワーが不足してしまいました。

急に少なくなった人数で、怒鳴痔サービスを提供してい行くには、短期間であれば気合と根性で何とかなるかもしれませんが、中長期的には、疲弊し、一人倒れ二人倒れ、最終的にステーションが壊滅し、すべての利用者さんを看ることができなくなってしまいます。そういった最悪の事態になる前に、早めに手を打つことで、被害とリスクを最小限にするために、上記の方策を取ることを決断しました。

会社としては、売り上げは当然がた落ちするわけですが、ステーションを休眠・閉鎖させることも1つの策として考えましたが、その前に打てる手はすべて打つ必要があると思っています。当ステーションのような職務内容としては地域医療・看護の理想形態ではないかと私が考えているステーションを、みすみすこの世から消し去ってしまうのは、この地域にとってもものすごい損害になると考えています。こんな状態では、こんなに手がかかるなら、病院からは家に帰れないのではないかと言われたりされていた方々を、自宅で看護してきた、これからもしていくであろうステーションを、新たな仲間が加わり、また多くの患者さんを受け入れられるようになるその日まで、活動の火を絶やさないように、一旦、スタッフ人数に即した規模に縮小させていただくという、名誉ある後退方針を取ることにいたしましたことを、ご理解ください。