久しぶりのゴールデンウィークは、育児・教育は、大変、だけど後悔しないようにがんばって

2022年05月01日 こころ院長ブログ

我が家では、育児・教育は、後悔しないように手を抜かない。全力を尽くす。

これは、長女が生まれてからずっと。

熱を出した時、便秘をしたとき、体調を崩した時、最悪の事態を常に想定して、それに対応する。

教育においては、金銭的にかけるというよりは、自身の時間と労力を可能な限り割いて、対応するという事。めんどくさいな、疲れているな、という自身の都合を押してでも、可能な限り、子供たちに割く。

外出の際は、自身の個人的な時間や楽しみは、家族で出かけるときには、後回しにすること。外出先では、事故や事件に巻き込まれる可能性が常にあると考える。だからこそ、子供たちからは、片時も目を離さない。常に所在を把握しておく、視野に入るはいるようにする。車の乗り降りの際に、ドアを隣の車にぶつけないかなど、細かいところにも常に注意をしておく。なんなら、ぶつけないように先回りして、対処したりする。商品を誤って壊したりしないように注意を払っておく。かといって、あれしちゃダメ、これしちゃだめなど、成長を妨げるようなことは言わない。あくまでも、危機管理を意識しながら、自由にさせる。公園で遊ばせるときも、自由にさせるが、常に近くにいて、転倒・転落しても大けがしないように支えられる位置で、いつでも転落してくる可能性を考慮して、心身の準備をしておく。飛び出し事故などを常に想定して、走ってしまったら、走って追いかけ、道路の状況を確認し、飛び出しはしないように注意を促す。

それをかれこれ、15年以上、続けてきた。継続していれば、いうほど苦痛でもない。もともと、飲酒もしないので、出先でビールを飲みたいじゃない、とかいう欲望もない。ピクニックやキャンプに行っても、一時的に他の大人に子供たちの目付をしてもらっている間に飲食やトイレを澄ましたりするが、ほとんどの時間は、子供たちのそばにいる。キャンプに行って、自分がどうこうしたいということは、考えない。すべて、子供たちを優先する。

それくらいの覚悟で外出する。極端かもしれないが、それくらいやってもなお、事故や事件に巻き込まれることはあるかもしれない。親として、子供たちの平和と愉しみを優先させたいと思ったら、それくらいやる覚悟が必要。自分が楽しみたい、自分の人生だって、楽しんだっていいじゃない。そういう考えも、別にいいんじゃない。でも、私は、万が一が起こったときに、後悔したくない。あんとき、ああしておけば、こんなことにならなかったのに、なんて思いたくない。そこまでしなくても、もっと楽に楽しめばいいじゃない、といわれようが、子供たちを見守りながらでも、それなりに楽しめる。それでいいんじゃないなと思っている。

飛行機、列車、車、船、塔、あらゆるところにいるときに、最悪のケースは一旦想定して、その時どうしようかな、どうなるかな、ということは考えておく。取り越し苦労で終わればよかったね、それでいい。そういう人が、家族に一人はいないと、想定外のことがおこりやすく、其の時の対処が遅れる、できなくなる。

悪いことが起こったときに、あとで攻めるのは簡単。誰にでもできる。悪いことが起こる前に、想定することが大事。

海外の殴打の件も、もちろん、プロの格闘家が殴打するのは、今日気を使うのと一緒、よくない。しかし、今回の件は、殴られた方がかなりわるい。じゃぁ、殴られて当然、ではない。どうすればよかったの?これは、もう、その場にいた人、気が付いていた人、全員悪くない?結果的にこうなることは、簡単に予想できていたはず。こうなる前に、乗務員なり、周辺の人が、止めるべきだった。お互いに、一人でのっていたのかな?同乗している人がいたなら、その人が止めるべきでもあった。乗務員を呼んで、止めさせるべきだった。止まらないなら、どちらかの席を移動させてはなすべきだった。迷惑行為は、エスカレートしていくので、我慢の限界も来るだろう。酔っぱらっていたからでは、言い訳にならない。しかし、事が起こってからでは、後悔してもしょうがない。後悔しないように、こうなる前に、こうなることを想定して、そうならないように回避する方法を考えて実行しないと。

船の件もそう、1年前から、おかしな実態があるなら、あったのなら、それを知っていた人たちが、注意して止めないと。いつか、事故を起こすよ、ということを知っていながら放置していたのでは、よくない。そんな会社が、国の認可を通ってしまうような制度も、事故が起こる前に直しておかないと。事故が起きてからでは遅い。

せっかくのゴールデンウィーク。嫌な思い出を残したくない。だとしたら、多少の面倒くささや大変さ、開放感の減少はあるものの、無事故で楽しい思い出だけが残せるように、お父さん・お母さん、ちょっとだけ、いつもより自己犠牲を増やして、頑張って。