さてさて、困った、困ったときほど、冷静に、やれることをやるしかない

2022年03月04日 こころ院長ブログ

さてさて、困ったことが起きました。

猫社長の家族がコロナ陽性で、濃厚接触者として、毎日PCR検査を受けながら、陰性照明をしながら、感染対策を徹底しながら、診療・経営を続けてきましたが、(のどがいがらっぽいような症状はありましたが、毎日食べる熱々カレーでしょっちゅうやけどするので、曖昧でしたが)昨日取った今日結果が来るPCR検査でついに陽性に出ました。

結局、PCR検査も絶対ではないという事。今週、ずっと、単身赴任で隔離生活していたので、結局、PCRで陰性に出ていただけで、症状が弱い、もしくは無症状陽性だったと思われます。

その間については、濃厚接触にあたるようなことはしていないので、ご安心ください。不織布マスクも常に2枚重ねでしていましたし。極力短時間の接触を心掛けていました。

こういったときに、急に閉店もできないし、代行も見つからないのが医療です。どうしたものか。

こういう時こそ落ち着いて、できることとできない事を考え、最善を尽くすしかない。

まず、外来は、非常勤の医師に頑張ってもらうこと、オンライン診療を行う事で、できる限り続ける。

訪問診療は、以前のブログでも考察していた、近未来型の訪問診療の一歩手前のような感じ、看護師が訪問して、ビデオ通話でオンライン診察していく方法を試してみようと思います。チューブの交換もの、処置物は、1~2週間延期できるものは、延期させていただこうかなと思います。

待機の対応は、基本的には、電話、オンライン対応でできるものは継続し、どうしても出動しなければならないものは、非常勤医師か連携クリニックの医師にお願いしなければならないかもしれません。もしくは、来週1週間だけ、どうしようもない場合は救急搬送も視野に入れざるを得ないかもしれません。

あとひと月もしたら、常勤医が増えて、何とかなるところでしたが、とうとう、こんなことになってしまいました。コロナ感染症の最前線で働くということは、こういう事です。明日は我が身という覚悟は、できていましたが、そういう風に腹をくくって、自分や自分の家族の命・健康を賭けて、3年近く医療従事者は働き続けているんだよということを、改めて、世間に認識してほしいなと思います。

ワクチン3回目もとっくに受けているし、持病もなし。症状は、ほんとに軽微です。3月10日には、完全復活する予定です。

来週1週間は、患者の皆様には、ご迷惑をおかけしますが、ご理解いただけましたら幸いです。