とっくに限界まで協力してるんですけど。。。。

2022年01月21日 こころ院長ブログ

ちょっとだけ、愚痴っぽく。

コロナ第6波の影響で、コロナ陽性患者さんの診察・治療・フォローアップの協力要請などがつぎつぎと市や保健所から来ます。

保健所はもう手いっぱいで、PCRセンターなども100%稼働しているので、協力を。。。などなど。

頑張ってくれているのはわかります。大変なのもわかります。

なので、協力したいし、してきたよ。

特に厚別区は、ほかの区と比べて、コロナ診療に関して、積極的、協力的な病院・クリニックが少ない気がします。なので、こんな小さいクリニックですが、獅子奮迅のごとく、コロナ感染の初期から、ずーーーーーとずーーーーと協力しています。ずーーーと、限界域まで協力しています。

治療薬も何にもないころから、コロナ疑い患者さんの往診、訪問診療、外来診察をはじめ、その後の在宅療養患者さんの電話診察・治療・往診協力、発熱外来の立ち上げ、副反応などがある程度はっきりする前の最初からのコロナワクチンの積極的な接種、ワクチン副反応の方の診察・・・・。

常勤医師1名、看護スタッフ複数名で、できる限り以上のことをしてきていますよ、やすみなくずーーと2~3年間。

最前線の歩兵である、地域医療のちっちゃなクリニックだって、すでにやれるキャパシティの120%以上をやり続けているんですよ。簡単に、俺たちもういっぱいいっぱいなんだから、そっちでもっと協力してくれよ、的なぺらっとした文章送ってきて、は、わかりましたって、もういえる状況では、無くなっているんですよぉ。

いままで、協力してきたクリニック、病院は、ずーーーと協力し続けているので、そんなにもう協力の伸びしろはないんです。

いままで、風邪症状の人は診ない、コロナPCR陰性証明しないと受診・入院できない・紹介受け付けない・サービスは中止するので、どこかで証明してもらってからうちに来て、というような対応をしていたクリニック、病院の中から、新たに、発熱外来や陽性患者さんの診察・フォロー・処方をしてくれる機関を新たに加わってもらう方が断然、やれることが増えるはずなんです。

我関せずで、やってくれるところにやってもらおうと、日和見されている方々に、協力してもらわないと、ずーーと協力している人々もいい加減、疲弊してきて、どこかでもう協力できませんよ、って匙投げちゃうかもしれませんよ。

我々も、感染リスクと常に戦いながら協力しているのです。過剰すぎるワークは、凡ミスからの危機的な状況につながる可能性があるので、保健所や市にもやれることの限界があるように、われわれ小さな組織にもできることの限界がある、申し訳ないけれども、限界をすでに超えている状況からのさらなる協力要請につきましては、可能な限りは協力しますが、その受け入れ人数や時間などについては、組織内での限界ギリギリラインを設けさせていただき、場合によっては、受け入れをお断りする場合があることをご理解いただきたい。

今まで、ブログなどで散々好き勝手言っといて、”断るんかい?!”という意見もあるかもしれませんが、現実、小さなクリニックの獅子奮迅だけではどうにもならない状況であることは明らかですので、ご了承ください。当社のスタッフは、自分と家族を犠牲にしながら、多少の文句しか言わずに2~3年間ずっとコロナと戦い続けていたことを感謝しつつ、ここに記します。