医者の適性

2021年12月02日 こころ院長ブログ

医者の適性って何でしょうね。まぁ、いろいろあるんだと思いますが、不適性ってのがあると思います。特に私が気になるのは、怒りっぽい人とデリカシーがない人。とにかく、短気で、患者さんに怒鳴る、厳しく責める、必要以上に強く言う、スタッフを怒鳴り散らす、恐怖で・威圧で・権威でマウンティングをしようとする、診察にかかわりなない患者さんの聞いてほしくないようなことを根掘り葉掘り聞く、公衆の面前で・ほかの人に聞こえるような大声で非難する・怒鳴る・責める。そういった医師は、意外と多い、よく聞く話。最近お若い先生は、多くはやさしい。最近のパパたちは、むしろ優しすぎるくらいなのにね。そういった、怒りっぽい、デリカシーがない先生は、態度を改めるべきだな、と感じます。医療は、人と人の心の関係が大事。そんな先生に信頼を寄せるだろうか、本当の困りごとを相談できるだろうか?親身になってくれているなと感じられるだろうか?こういったところを修正できないなら、医者をやめた方がいいんじゃないかな?とさえ思うことがあります。病気で、怪我で、困っているので通院・入院しているわけで、そこでさらなる精神的ストレスを感じさせるのは、いかがなものだろうか?患者さんやスタッフ側に問題があることも多々あります。だから、言うべきことは言うし、対処すべきことはする、が、そんな責め苦やデリカシーの欠如はいらない。医師は、医療者の中で、模範的な素行を取るべきだ、と私は思う。尊敬と敬愛、信頼を受ける医師がいるからこそ、意思を中心としたチーム医療が効果的な能力を発揮すると考えます。権威や威圧をもった意思を中心としたチームは、独裁国家と同じ構図になってしまう。