2021年07月30日 こころ院長ブログ
ワクチン接種したからと言って、急にマスクしなくていい、なんてことないでしょ。それをやってしまった、欧米で、コロナ再燃してるね。東京だってそう。ちょっと落ち着いたからって、感染予防の気が緩んだり、経済活動再開するにしても注意を怠りすぎると、とんでもなくぶり返す。今の感染は10~14日前のもの。さしたる効果的な手は打てていない。よって、向こう、10~14日くらいは、ただひたすらに感染者数は伸びると思う。10000はいくのでは?
若者だった重症化することはある。本当に新型コロナなんて、ただの風邪でしょ?なんていえます。全世界でこんなに長い間しつこく繰り返す、ただの風邪、今までにありましたか?
アメリアでさえ、マスク着用を再び。昨年から、いつまでマスクしなきゃならないんだと、マスク会食なんて、と嘲笑されたりしましたけど、尾身さんはじめ、医師たちは、ずーーーーと同じことしか言ってません。飛沫で感染する、触った手から口や粘膜を介して感染するから、マスクをして、手洗いをして、距離を取って、って。日本人はまじめだから、一部そうでもないけど、ずーーーと頑張ってそれをやっている方々がいっぱいいたので、全世界的には感染数が極端に少ない地域だったんだと思います。最近はさすがに、こらえきれなくなった人たちやワクチン打ったからとマスクなしで自由にする方々も出始め、感染拡大に拍車がかかってしまっているのではないでしょうか。
インフルエンザの時もありますが、陽性だと保育園が使えなくなる、学校にいけない、会社に行けなくなる、世間の目が、などなどの理由から、体調がおかしいなと思っても人に言わない、受診しない、検査しないのでかかっていることに気が付かずにどんどん家族、友人・同僚、他人に広げる人々が増えてきているような気がします。
ワクチンだけでなく、PCR検査にも、あれこれ難癖付ける方々がいますが、少しずつでも感染の勢いを抑えるには、PCRして、陽性者を見つけ、隔離して、その方から次に広がるルートを止める、鼠算式に増えるので、一つでもルートを削っていくことが、地道な作業ですが、感染の勢いを止める一手であると思います。
いつまでも飲食店の営業自粛は、しなくても、個々の人々が、しっかり感染状況における適切な行動をしてくれれば、イイと思う。それが信用できずに、結局マンボウで時短営業、酒類提供自粛にさせられるのは、不特定多数のルールを守れない人がいるからだと思いますよ。いつもそう、医療介護制度もそう。不特定多数の金儲け主義の行動・不適切な営業により、規制や引き締めが強くなり、助けが必要な人に手が差し伸べにくくなってしまう。