在宅医療でむむむなこと

2021年04月07日 こころ院長ブログ

在宅医療を自ら描くサービスを経営し、ほかの事業所や病院と連携して、地域医療を盛り上げていきたいと考えています。その事業を行っている中で、いやだなぁ、と思うことは多々あります。その一つが、遅いこと。対応が遅いこと、結果が出るまで時間がかかりすぎること・・・・。などなど。サービスを調整するまでの時間が長い、返事が遅い、介入してほしいと依頼してから、介入できるまで、動き出すまでの日数がかかりすぎること、日程が決まるまでの返事が遅いこと・・・などなど。もともとせっかちな性格もありますが、入院されている方と違って、ぎりぎりで在宅生活を送られている方が多い在宅医療で、月替わりまでまってとか、今は忙しくて難しいので、再来週からとか・・・、いま、困っているからお願いしているんですけど・・・。という事例は多々あります。入院していれば、廃用は進むけど、お医者さんも看護婦さんもいるし、何とか安全に過ごすことはできますが。在宅の方は、安全に過ごすことすら脅かされている状況ですので、1日でも早く必要なサービスは介入してもらってあげたい。可能な限りに苦痛とリスクをいち早く軽減させてあげたい、それを協力してくれる事業所さんや病院もいくつかあります。そういったところとは密に連携しつつ、やっぱり、最後は自分の傘下の事業所が、何よりも早く動いてくれる組織にしておきたいです。在宅医療業界は、働いているときは、とにかく利用者さんのために切磋琢磨し、汗水たらして必死で働く、その代わり、ほかの業種と同様のような休息、休み、交代をしっかりとれるようにする、そういった労働環境を作っていかねばならないなと思います。