2021年02月10日 こころ院長ブログ
大手の介護事業所などは、しばしば、自社内の店舗のあいだを、定期的にスタッフの移動を行うところが多いです。スタッフの要望であったり、教育面やその他のいろいろな事情があるのでしょう。ですが、利用する側からすると、能力が無かったり対応が悪いスタッフは別として、慣れ親しんだスタッフがいなくなって別の人が来ることは、特に高齢者にとっては、精神的ストレスは、かなりのものだと思います。認知症が進むきっかけになるくらいであったもおかしくありません。ものすごく特別な意味があるのでなければ、あまり、こまめなスタッフの移動は、お勧めできません。慣れ親しんだ在宅生活を気持ちよく送るには、慣れ親しんだサービス提供者の存在が欠かせません。退職者が出て、変わらざるを得ない事情があることもあるでしょうが、できる限り、同じ担当者であることが望ましいと考えます。