2020年08月24日 こころ院長ブログ
天理大学で50人以上のコロナ感染クラスターが発生しました。それにより、ラグビー部以外の学生さんのバイトや教育実習が、先方から断られ、差別的ととる方もおるようです。感染対策からは、差別とは違う気がします。同大学の学生であれば、どこで接触しているか不明で、無症状キャリアの可能性もあります。お店も実習先も万が一、コロナを持ち込まれたら、アウトです。万全を期して、収束するまで、バイトや実習を控えてくださいというのは正しいこれは、差別ではなく、感染対策だと思います。これらを再開するには、クラスターの終息が必要です。学校側も、実習は中止ではなく、日程変更にしてもらえるように手配してあげるとか、バイト制限かかってしまっている分、例えば、学費を一部免除、返金してあげるとか、無症状でも学生全員のPCR検査と追跡健康調査などを行うなど、対応を考えてあげるといいかもしれませんね。また、寮生をどのように生活させてあげるのかも大事です。陽性の子と陰性の子が、もし同じ宿舎に居るのなら、陰性の子が感染するのも時間の問題です。例えばですが、コロナ受け入れホテルの一室に一人ずつ、隔離して生活、医療管理してあげて、14日間前後、PCR検査を必要数行い、感染可能性の低い子から、一旦、自宅に帰らせてあげるとか、陽性の子を見つけるのも必要ですが、非感染の子をいかに感染を広げないように、安全に元の生活に戻してあげるか、が大事だと思います。他の部活、学部の子も、一旦、2~3週間、自宅待機、PCR検査、症状確認、で、感染を疑わない子から大学再開、くらい厳重に注意深く対応しないと、また、クラスターに足元をすくわれるかもしれないと、懸念します。