2020年08月11日 こころ院長ブログ
仕事は、お金を稼ぐために、というのは一理あります。が、寝ている時間を除くと、人生の半分以上は働いていることになります。この時間を我慢して、休みを楽しみにするのもいいですが、楽しめるようになったら、人生は倍以上、楽しくるかもしれませんね。日々の仕事に達成感と自己肯定感を得られるように心を変えていくこと。何をもって達成ととるかは、人それぞれ、些細なことでもいい。難しそうな血管の方の点滴ルートが一発でとれた、患者さんの病気のデータが少し改善できた、待ち時間を少なくできた、レセプトの請求漏れが少なかった、不足しそうな物資の取り置きや発注がうまくできていた、時間内に仕事を終えられた、誰かのミスをうまくカバーしてあげられた、患者さん・利用者さんに褒められた・感謝された・・・、なんでもいいんです。なかなか、ほかの人から評価され、ほめてもらえる機会は少ないですが、自分のことは、いつでもほめて、評価してあげる準備をしておけば、いくらでも自己肯定してあげるチャンスがあります。そうしていくうちに、毎日、今日も昨日より頑張ろう、今日もあれができていた、これができてた、やったぁ、って、少し、前向きで楽しくなっていくかもしれませんよ。日本人は、勤勉だから、いっぱい働く。だから、休みをちゃんととる、のも大事だけど、働く中でも楽しんだ方がいい。
自分の失敗やダメなところは、逆に言えば、そこは”伸びしろ”であり、直すように努力すればいい、気を付ければいいだけ、決して、そこをもって自分を卑下したり、責める必要はない。