2020年08月10日 こころ院長ブログ
第2波が来る前から、医療者はもっと感染を封じ込めてから、経済活動を徐々に再開すべきといってきました。あの段階では、自粛疲れ、ストレスから、専門家会議にもっと経済の専門家を、医療者ばっかりの専門家会議では、経済が破綻して国が滅ぶ、などの声がマスコミに大きくとりだたされ、結果として、感染第2波の拡大、再び経済活動を自粛するかどうか悩む羽目に・・・。私の周囲の市民・国民からは、どちらかというと、感染予防>経済再開の声が多かったようですが・・・。2波、3波、感染の遷延などが続けば、結果的に経済の打撃が長く、累積で多くなると私は考えますので、やはり、一旦がっつり封じ込めをしてからの経済対策、もしくは感染抑制可能な形での順序だてた経済再開が望ましいかと。そのために、国費を一気に投じたほうが、結果的には、早めに経済が回復して、税収が戻り、投入する国費の総額も、だらだら感染が続くよりは、結果的に少なく済む可能性があります。より多くの国民の健康が守られる可能性があります。国民一人一人が、マナーと節度をもって、行動できる状況でないと、移動の自由は、リスクが伴います。本当に今、移動しなければならない活動なのか、不特定の方との濃厚接触が必要か、必要なら安全性を考慮しているのか、繰り返し、日々確認しながら行動をとる必要がありますね。おじいちゃん、おばあちゃんの健康面やその他の事情がある場合は舌ですが、お盆だからといって、県マタギで帰省する必要性が本当にあるでしょうか。オンラインで毎日、数回、ビデオ通話することでもある程度の代用は効かないでしょうか。まして、非感染地域からおじいちゃん、おばあちゃんの住む町に、感染を運んでしまうリスクは高くないでしょうか。そんなことはないだろうではなく、そんなことになるかもしれないと、常に念頭に置くべきですね。