自粛警察狩りに注意

2020年08月06日 こころ院長ブログ

コロナ自粛の際に、過剰なまでに他人に自粛、マスク着用、ソーシャルディスタンスを注意、強要、批判、通報する人を、メディア・ネットでは自粛警察と呼び、自粛警察に対する批判が相次ぎました。ある意味、医学的に意味のないことまで気にして他人に強要するのは行き過ぎだとは思います。しかし、こういう状況の下では、逆振りのようなことが起こります。比較的密になるような社交場に、マスクをせずに、咳やくしゃみを覆わずにしたり、大声で唾をまき散らしながら話していたり、回し飲みをしたり、体調不良があるのに自宅待機しないで他の人との密な接触をしたり、マナー違反を改善するように注意したりすることまで、自粛警察と呼び、批判し、結局、その被害を恐れて、注意しにくくなり、結局マナー違反が横行して、感染が拡大する。マナー違反を注意することは、必要なことですが、一般的には、そういったこともも含めて、コロナ関連で他人に物言う人をすべて自粛警察として批判する傾向が生まれやすいと思います。現在、マナー違反を犯している人は、おそらく自分ではなかなか気が付いて、改善することは難しいと思われますので、周囲の方が、自分とその家族、誰かの家族を守るためにも、そっとやさしく、注意してあげてください。