2020年08月04日 こころ院長ブログ
想定外のことが起こった。コロナの件で、よく報道などで耳にします。???想定が甘かっただっかな?生活や仕事をしているといろいろな困ったこと、逆にいいことが起こります。想定外の出来事、これには個人差があります。何にも考えていない人は、いっぱい想定外のことが起きます。私は、常に最悪から幸運なことまで、可能な限り幅広く想定するように心がけています。そうなったときには、どうしよっかな、とそれぞれについてある程度考えておくと、確率的にも少ないかなと思っていたことが起こっても、想定の範囲内なので、そこまで慌てず、では、次の手を打とうと動けます。想定外であると、びっくりしてしまい、一旦思考停止になってしまったり、判断力が鈍ります。後手後手に回らないためには、想定力が必要です。診療においてもそれは必要で、思い込みや先入観を捨てて、幅広く疾患を想定して、徐々に情報を集め絞り込んでいきます。想定の範囲が狭かったり、思い込み・先入観があると、大事な病気を見落としがちになります。