無駄と思われるものに、大事なものがあることがある

2020年05月21日 こころ院長ブログ

会社では、私語が厳しく制限されていることがあります。もちろん、患者さん、利用者さんに迷惑がかかること、作業効率が著しく下がるような私語はいけません。しかし、私語の中には有意義なものもあります。精神的なストレスを軽減したり、人間関係を円滑にしたり、職場の雰囲気をよくしたり、有益な情報交換や新たな発見や発明が生まれることもあります。スタッフ、上司部下の関係性が円滑であれば、情報伝達、作業効率化の提案、お互いの仕事の分担や委託、多職種分野の知識の享受からの自らの分野に対する考察が深まる、チームワーク向上により衆の力が上がる、仲が良くなるからこそ厳しく指導や注意もできる、歯止めをかけられる、などなど。

そのため、当クリニックでは、不適切な場所・条件での私語以外は、取り締まっておりません。社長自ら積極的に私語を発して、スタッフとコミュニケーションを行っています。1日の大半を過ごす会社で、黙々と仕事をこなすだけ、言いたいことも言えないなんでそんな世の中じゃ、POIZON、少なくとも私の会社では、そんなことは嫌です。みんなに、楽しく、活き活きと、それでいてがっつりガチな地域医療を提供してほしい、と願っています。