2020年04月27日 こころ院長ブログ
日本は、中国の隣国で国交も密であり、当初からコロナウィルスが侵入してきましたが、その割に死亡者数は少ない。
民族的な要素で言えば欧米の民族がウィルスに弱いのかもしれない。アジア系が何らかの免疫的な要素があるのかもしれない。ほかにも日本は超高齢化社会であり、重症化リスクが高い人口が多いはず。それでも死亡者数が少ないのは、国民性と医療の質なのかもしれない。
日本の医療制度は国民皆保険でだれでも安価に医療が受けられる、医療レベルとしても決して低くない、高齢者を敬い、高齢であっても命は命として全力で救命する姿勢がある。国によっては、ある程度の年齢がいって、けがや病気をした際には、それは天寿ととらえる死生観を持つ国もあるだろう。ゆえに、単純に死亡者数だけで、どこそこが優れているだとは言えないのかもしれない。潜伏期間や検査数、検査の仕方などからも、時間や条件にずれがあり、日々の報道される数字にあまり惑わされず、収束を見るまでは、引き続き、十分な警戒を続ける必要がありますね。